北長門海岸国定公園の景観のひとつで日本百選にも選定されている青海島。
島の北側には日本海の荒波を受けて出来た奇岩が点在し、自然の力で出来た芸術品を指して海上アルプスと呼ばれているんだって。
その海上アルプスを堪能するおすすめコースは、青海島から対岸にある仙崎港の観光遊覧船に乗るコースと、遊歩道からゆっくり散策できる青海島自然研究路のコースがあります。
今回は、別名メモリアルロードと言われる青海島自然研究路をご紹介したいと思います。
遊歩道は散策コースとして、Aコース1,200m(約40分)とBコース700m(約20分)があり、駐車場からスタートするAコースから散策をはじめてBコースもセットで散策すると1,900mの(約60分)となります。
フジモフ的にはAコースから散策をはじめて、余力があればBコースにも行くのがお勧めのコースです。
さっそく駐車場からAコースを散策するフジモフ。
駐車場を抜けてすぐの所にダイビングショップがあり、その先には青海島海水浴場やキャンプ施設があります。
渚の百選にも選定されている青海島は海水の透明度が高いのも特徴で、ここ青海島海水浴場では年間を通してスキューバダイビングを楽しむことができることから、この日もダイバーの人達で賑わっていました。
青海島海水浴場から程なくして中の浦。
NHKの連続テレビ小説「和っこの金メダル」のロケ地として知られ、散策コースの「中の浦」はドラマにちなんで「和っこの浦」と呼ばれています。
ちなみにウイキペディアによると「和っこの金メダル」は1989年10月2日~1990年3月31日に放送され、平均視聴率33.8%、最高視聴率は40.5%の人気ドラマだったようですね。
ヒロインは山口県長門市仙崎出身という設定であることから、この場所がロケ地として選ばれているようです。
当時のドラマを見たことがある人は、どのシーンで使われたのかわかるのかな?
海上アルプスというだけあって散策する場所すべてが絶景地。
底の岩まで見えるところから透明度の高い海水であることがよくわかるし、エメラルド色に輝く海は本当に綺麗。
ここ「象の鼻」はAコースの終盤で、もう一息ほど歩くとBコースに進むか駐車場に戻るかを選択するといったところ。
山道ほどではないにせよ道中は高低差があるので、夏の散策には水分補給が出来るよう準備することをお勧めします。
フジモフは真夏の8月上旬に散策に来たのですが、遊歩道には自販機などがないので事前に買っておいて正解だったようです。
それにしてもこの海、本当に綺麗だな…
仙崎港にあるセンザキッチンから観光遊覧船に乗るコースが海の観光ルートなら、青海島自然研究路はさしずめ陸の観光ルートといったところでしょうか。
アトラクション要素がある遊覧船の旅もいいけれど、ゆっくり自分のペースで歩ける青海島自然研究路もまたいい。
こんどは、夕景も撮影に来てみたいな…
青海島観光には海の観光コースともいえる、観光遊覧船もお勧めです。
青海島自然研究路
所在地:山口県長門市仙崎紫津浦
電 話:0837-22-8404
駐車場:普通車(500円)